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感動ってなんだろう?

感動ってなんだろう?  みなさんは最近、仕事や子育ていろんな場面でなにか感動することってありましたか?もしかしたら仕事でなにかやり遂げた!ってことがあったり、お子さんの成長を実感してジーンときたり、いろいろあるのではないでしょうか。僕も日々いろんな場面で感動してる方だと思いますが、ここ最近、園児たちの日々の様々な表情をみていて、そもそも感動って言葉に対する僕の中での定義が違ってたんじゃないのかなって気がしてきました。  感動という言葉を辞書を調べると、”感銘して心が強く動かされること”って書いてあります。たぶんほとんどのみなさんが感動というのは喜び、楽しい!嬉しい!っていう言葉に近いイメージがあるのではないでしょうか。僕もそういうイメージをもっていたのですが、子どもたちをみていると、かならずしもそういったポジティブな感情にかぎらず、”感情が揺れ動くことすべて”の状態をいうのではないのかなという気がしてきました。  例えば、なにか好奇心をもってこうしたい、と思ったことが実現したときのうれしそうな表情のときも感動しているのだと思いますが、実は、お友達とけんかして悔しくて泣きじゃくったり、おやつをもっと食べたかったのに完食しておかわりがなくて怒って癇癪を起こしたり、散歩で手繋ぎしたくなくて思いっきりだだこねしてみたり、こういったときのこどもたちの心からの(ある意味、生き生きとした)感情表現をみていると、すべて”感情が揺れ動く=感動”している状態なのではと感じます。ポジティブな感情だけでなく喜怒哀楽全ての感情を、自分が心から表現したくて、体全体で伝えようとしている子供の姿をみていると、本来、人間って、こういう心が動く時間にこそ、生きてる実感を、無意識的に、本能的に感じ取っているのではないかと感じます。そして、こういう喜怒哀楽すべてに心が揺れ動く時間の積み重ねの先に、今この瞬間を生きているんだ!という充実感や、あるいは何事に対しても意欲をもつ心(=夢をもってチャレンジする心)、人格の彩りやひろがり、奥深さ、たくましさというのが生まれてくるのではないかなって思うのです。  ですので、僕たち保育者は、子供達の喜怒哀楽すべてにおける、ときには爆発的とも思えるようなありのままの感情表現すべてを、ああ、この子は今おもいきり生きようとしているんだなって感じながら、向き合っていけたらって思います。そして、一見、ネガティブな印象をうける怒りや悲しみ、悔しさといった感情も、事前に察知して、そういった感情が生まれないよう、つい先回りして環境をつくってしまう(修羅場を回避する)と、もしかしたらその子たちの生きている実感や育ちの機会を奪っているのかもしれないという意識ももちあわせて子供と向き合えたらなって思います。